ジョニー・デップ制作・主演映画『MINAMATA -ミナマター 』感想

久々に映画館に行こうと思い、何を見るか検索。評価の高い

 

『MINAMATA ーミナマター』を観てきました。

 

ジョニー・デップ主演『MINAMATA(原題)』海外版予告編

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写真家ユージン・スミスの物語。

ユージン・スミス演じるジョニーデップ。

「えっ?これジョニーデップなの??」あまりにもおじいさんで終始こんな感じで見てしまいました(笑)

音楽や映像も良かったです。ただ方言がきつくて途中聞き取れないとこもありました。

 

最初は乗り気じゃなかったユージンも地域住民に感化され

命がけで撮影していく姿は一流の写真家で、

救済運動リーダー真田広之は熱い男を演じ、

加瀬亮はカッコよく、汚染会社社長の國村隼は悪役ハマッて、

アイリーン役美波、住民浅野忠信、見事な俳優陣でした。

 

水俣病患者の病状は目を背けたくなるくらい忠実に再現されていて

クライマックスの入浴シーンは圧巻でシャッターが押され、

だんだんと本物の写真に代わっていくシーンは涙がこぼれそうにになりました。

水俣病と聞いたことがあるくらいでしたが、

未だに裁判は続いていることに驚き、

エンドロールで流れる世界中の公害に絶句させられ、

平々凡々に生きてる自分の胸に突き刺さるそんな映画でした。